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zoom RSS 『魂の尊厳』は取り戻されたか? まず明るい未来の完成形を想像してみたい。

<<   作成日時 : 2010/08/18 23:03   >>

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19世紀から20世紀初頭にかけての中国における出来事はなんだったのだろうかと正直不思議に思う。平和ボケした日本で生まれ育つと、そこで日本や英国などの当時の先進国(?)が関与していたことを容易には想像できない。

もっとも理解できないことは、
『突然あらわられた先進国の軍隊と戦って負けると、多くのものが奪い取られる』
という極めて原始的な"ルール"が、ごく近代まで適用され続けていたことである。だから、現代的に言えば、"先進国"と呼ばれる資格のある国は当時存在しなかったということだ。日本も欧米列強を真似し始めたように思われるが、そのルールの"行き着く先"に気づくのがだいぶ遅かったようだ。欧米はいい加減痛い目に遭っていたはずだから、そんな後発の日本に冷ややかな視線を注いでいたことだろう。それで矛先は決まったように想像する。

いくら戦争の歴史を調べてみても、将来への展望はなかなか見えてこない。血なまぐさくて陰惨な記述ばかりで気持ちが沈むばかり。そこに欠けているのは『魂の尊厳』だ。そんなものは少しも関係ないかのような記述が延々と続く。こんなものを語り継ぎなさいと言われても困るのだ。あるべきものがそこにはないのだから。

当時の民衆は『魂の尊厳』を忘れてしまっていたのだろうか?いやそうではないだろう。いつの時代も『魂の尊厳』を大事にしていた人々は多数存在していたはずだ。軍国主義が蔓延した世の中ではそれは抑圧されていただけだろう。ちょっと時間がかかりすぎたようだが、『日中共同声明(1972年)』においては、確かに未来への希望の光が満ち溢れているように感じる。不可思議な時代は終焉を迎え、『魂の尊厳』に立ち返り、野蛮な侵略行為は認められないのだ、と宣言しているのだと私は理解したい。

「中国が日本国に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言」した上で、さらに「すべての紛争を平和的手段により解決し、武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認」し、「両国のいずれも、アジア・太平洋地域において覇権を求めるべきではなく、このような覇権を確立しようとする他のいかなる国あるいは国の集団による試みにも反対」したのは、間違いなく『魂の尊厳』を無視した殺し合いに疲弊し、真に平和な人間社会を切望していたからだと想像する。敗戦国が戦勝国の言いなりになる"ルール"はおかしいと、世界に向けての堂々としたメッセージが発せられたのだと思う。その後、日本側から中国へのODA等の巨額な経済援助にも発展しているとのことである。(そのことについて情報操作されているとの話も耳にするが。)

いまだに悲劇を引きずっておられる方々がたくさん居られるのは知っている。「大変つらい思いをされたんですね。先祖がご迷惑をおかけしました」と言う以外、どうして良いやらわからない。今後どうするのかを考えて決めるのは、私であり、今に生きる人々の一人ひとりである

なぜ戦争を始めたか?なぜ侵略行為を始めたか?だれが?何のために?私には理解できていない。それを実行した人に聞いてみるのが良いのだろう。理解してみたいとは思うが、理解したところで私にとって何の役に立つだろうか?この先、機会があれば"直接"聞いてみたい気もしている。

権力をもつ人間が武力を用いることを選択すれば、必然的に悲劇が起こるのだ。それは避けられないことを歴史が教えている。武力でうまく解決しようとしても、結果的に悲劇は避けられない。"立場を利用して一方的に要求する行為"が、武力と同様に悲劇の結末を迎えることも知っておくべきだろう。

だから、消去法によって『非戦』が浮かび上がってくる。悲劇が起きないようにそれを実行することは難しいが、それしか解はない。それ以外は本当の解ではないのだ。周到な準備と絶妙なタイミングが必要とされるきわめて高度な手法であり、深い信頼関係の構築への努力、すなわち、不信感を排除したコミュニケーションなくしてあり得ないものだ。その努力の先に悲劇のない世の中が待っている。

無理だと思うだろうか?そう思うなら、たどり着けないだろう。無理だと思う気持ちが足を引っ張るからだ。

無理だと思わず淡々と努力するならば、たどり着ける可能性が出てくる。

我々は未来を選択する。選択した未来をこれから生きていくのである。選択しないという選択もある。そこが平衡点なら現状維持になるだろう。でも、現代の地球は平衡点にはないような気がする。

未来を知りたいとしても、理屈で未来を知ることはできない。自分の内面の奥深くから湧き出てくる直感によってのみ知ることができる。それはまず完成形で現れる。そう信じてみたらどうだろう。

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