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zoom RSS 『小賢しくかつ不注意なる者』 『愚直にして霊異を畏るる者』

<<   作成日時 : 2012/12/08 01:46   >>

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『むかし伊良部島の内、下地という村。ある男ヨナタマという魚を釣る。人面魚体にしてよくものいう魚。その夜、隣家の童子俄かに啼きおらび、伊良部村へいなんという。母も怪異の思いをなすところに、はるかに声を揚げて、「ヨナタマヨナタマ、何とて遅く帰るぞ」という。』

『隣家に乾かされしヨナタマの曰く、「われ今炙り乾かさるること半夜に及べり、早く犀をやりて迎えさせよ。」ここに母子は身の毛よだって、急ぎ伊良部村にかえる。翌朝下地村へ立ちかえりしに、村中残らず洗い尽されて失せたり。かの母子いかなる隠徳ありけるにや。』

『小賢しくかつ不注意なる者は災いを受けて死に、愚直にして霊異を畏るる者が助かってその見聞を述べた』。

               ↑
以上、
畑中章宏著 「災害と妖怪 柳田国男と歩く日本の天変地異」 亜紀書房
より要約した。


人知の及ばぬカラクリ。たとえヨナタマを母子が海に帰したとしても、根本的な解決にはならない。








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