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zoom RSS 放射性降下物の核種分析のためにガンマ線スペクトロメータ自作の準備を開始した

<<   作成日時 : 2012/12/24 15:02   >>

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東日本各地で原発事故前より環境放射線量が増えていて、一番注意すべきことは内部被曝。でも、「ここに放射性セシウムがいるんだ」という実感が湧かないのが、一つの問題である気がしている。放射性物質のことをもっと直感的に理解できるように、何かできることはないだろうか?

日頃、放射線量の数字ばかりを見せられていると、外部被曝のイメージに戻ってしまい、「そんなに大したことではないかもしれない」という錯覚を生むのも事実。そんなことから、前々から、放射性降下物の核種分析をしたいと思っていたが、個人的な興味で依頼分析するのも気が引ける。やはり、自分自身で分析してみたいという気持ちを、理系技術系人間は抑えられない。

いろいろ調べてみると、ガンマ線スペクトロメータをわりと少ない投資で自作しておられる方の報告がいくつも見つかった。それを見て、「よし!作ろう!」と決心したのが昨日のこと。やるからには、先人の方々の情報をありがたく頂戴し、少しでも性能の良いものを作ろうと思い立った。そして、その日のうちに以下の仕様で部品発注完了。たった数万円の投資で、どこまでできるのか。部品が届くのが待ち遠しい。

・CsI(Tl)シンチレータ取付け済みSi PDを4個並列接続して高速化を目指す
 (カタログ値800cpm/(μSv/h)×4個で期待値3200cpm/(μSv/h))
・検出パルスを増幅・整形する簡単な回路は自作する
・回路からの出力信号をPCの音声入力端子で取り込む
・パルス波高分析のフリーウェアでPCをMultiple Channel Analizer(MCA)に変身させる
・ピークフィッティングはエクセル上でおこなう
・環境放射線を遮蔽するための鉛ブロックは必要に応じて準備を検討する

例えば、セシウム134とセシウム137のピーク分離を行い、存在比率を推定するところまでは可能だろうと考えている。また、手持ちの高線量試料を依頼分析して放射能を既知としておけば、ある程度の放射能の絶対値測定も可能だろう。

さらに、たとえば、濡らしたキッチンペーパー数枚を外に一日置いておいて、それを束ねて測定すれば、放射性降下物の存在を知ることができるかもしれない。

こんな感じで、期待に胸を膨らませている。世の中、便利になったものだ。でも、そこにたどり着くまでに、ハンダ付けで苦労するかもしれないし、増幅回路のノイズとの戦いに明け暮れるかもしれない。


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ガンマ線スペクトロメータの稼働開始 福島、仙台、柏の各市内の汚染土の137Cs/134Cs比率
作成日時 : 2013/04/07 03:36

http://behind-the-days.at.webry.info/201304/article_2.html



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