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zoom RSS チェルノブイリの長い影 〜チェルノブイリ核事故の健康被害〜 Olha V. Horishna博士著

<<   作成日時 : 2013/01/31 19:01   >>

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チェルノブイリが依然として我々とともに存在していることを感じずにはいられない報告書である。一文一文の背景にあるものは極めて重く、なかなかスイスイとは読み進められない。このような報告書が、日本でなぜ放置されているのか、さっぱり理解ができない。

>>> (資料)チェルノブイリの長い影 テキスト版 を公開している方のサイト <<<
     約11.5MBあります。

>>> 全文PDF版(その他の方のサイト) <<<



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チェルノブイリの長い影
〜チェルノブイリ核事故の健康被害〜
<研究結果の要約:2006年最新版>

CHORNOBYL'S LONG SHADOW
Health Consequences of the Chornobyl nulea disaster
A Summary of Findings Update 2006

Dr. Olha V. Horishna著
   ウクライナ国立軍事医学研究協会 シニア・フェロー(科学)、
   公共公衆衛生センター 理事

発行:チェルノブイリの子ども達への支援開発基金(2006年)
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【2013年3月31日 新泉社より出版済】
チェルノブイリの長い影
現場のデータが語るチェルノブイリ原発事故の健康影響

オリハ・V・ホリッシナ/著
西谷内博美、吉川成美/訳
1500円+税
http://www.shinsensha.com/detail_html/04shakai/1220-2.html
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CHORNOBYL'S LONG SHADOW
Health Consequences of the Chornobyl nulea disaster
A Summary of Findings Update 2006

Dr. Olha V. Horishna

Published by Children of Chornobyl Relief and Development Fund; Kyiv, Ukraine (2006)
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【文章の一部を引用】
      ↓

p.57
「チェルノブイリの長期的影響には取り合わず、重要に考えるなというきわめて大きな圧力を受けていたにもかかわらず、我々とともに研究を行って下さったベラルーシ及びウクライナの勇敢な科学者や医師の多くの皆様にもお礼を申し上げたい。」

p.57
「本書で引用した科学者のなかでも、Yuri Bandezhevsky博士をはじめとする方々は、チェルノブイリ原発事故の影響については重要視するなという要求を拒否したために、ベラルーシの関係当局から公然と嫌がらせを受け、ついに拘置されることとなった。」

p.57
「放射性セシウム137の半減期は30年であり、多くの癌の潜伏期間は20年以上続くことがある。照射を受けた両親から生まれた乳幼児の第一世代には、先天性異常は出現しないと考えられる。しかし、本書でまとめられているデータからは、チェルノブイリが依然として我々とともに存在し、人体にきわめて大きな異常をもたらすその範囲と潜在能力を侮ってはならないということを示す有力な証拠が得られている。」

p.72
「避難してきた子供の新生物の増大率は、通常の65倍以上という異常な高さとなっている。さらに、この子供たちの甲状腺の悪性腫瘍は、1992年の60倍の頻度で発生している。」

p.74
「計504,117人のチェルノブイリの死亡犠牲者のうち、34,449人の事故処理作業者がこの期間(1987〜2004年)に死亡している。1995年以降毎年、2000人を超える事故処理作業者が死亡しており、2000年以降の死亡者数は年間3000人に増大した。

p.75
「チェルノブイリ大惨事後の20年間、事故処理作業者の死亡率が労働年齢者の死亡率の2.7倍を上回るものとなっている。」

p.77
「免疫系を高めるための積極的な対策を取らなければ、このグループの子供達は確実に、幼少期およびその後の生活において、癌や感染症の発症リスクがさらに高まることを示している。」

p.79
「ウクライナの妊娠女性の胎盤と、その子供の臓器には(管状骨や歯胚など)には、特にα放射性核種などの放射性粒子が包含または含有されていることが明らかにされた。母親が高度の放射線管理下の集落に居住する死産の子供の骨組織にみるα放射性核種の含有量が、最近になって増大しつつあるということが特に問題になっている。」

p.82
「イタリアの国立衛生研究所は、1997〜1998年にかけて、母親や乳母の母乳中に含有するセシウム137を測定する研究を実施した。この研究から、含有量は比較的低かったが、チェルノブイリ事故から10年以上経過してもなお上昇していたことがわかった。」

p.84
「英国王立医学協会誌も、チェルノブイリの事故処理作業者から生まれた子供にみる染色体異常を検討した、ウクライナおよびイスラエルの科学者らの査読済み共同研究を公表した。チェルノブイリ災害後に生まれた子供にみる染色体異常の増大率は、チェルノブイリ災害前に生まれた兄弟姉妹の7倍であったことがわかった。」

p.86
「ベラルーシの子供の甲状腺癌が1990年代半ばまでに、通常の100倍まで上昇し、ウクライナの子供の場合は30倍にまで上昇したことが確認された。ここに挙げた子供のほぼ全員が、ミンスクまたはキエフの国立内分泌学研究所で手術を受けており、適宜のスクリーニングと国際社会の介入の結果、手術を受けた子供のほぼ全員が生存した。しかし、ほとんどの場合、甲状腺の摘出が必要であり、この癌の生存者は生涯において、甲状腺ホルモン補充療法を毎日受けなければならない。」

p.89
「汚染地域の子供の赤血球の浸透圧安定性が低下していることがわかり、放射線への曝露を受けた子供の細胞の浸透性に乱れが生じていることが明らかとなった。赤血球産生量の低下を背景に、子供は、さまざまな身体疾患の発症や慢性疾患への移行の根拠となる、組織の低酸素症を来すことがある。このため、子供は病気にかかりやすくなり、一度かかると長引く傾向にある。」

p.89
「カルシウムの移行にみられる膜メカニズムの崩壊と、ホメオスタシスのアンバランス(細胞内カルシウム含有量の増大、またはカルシウムが細胞から出てくる速度の低下による石灰化)も、生体の重大な病理過程の発生と第一に結び付くものとなっている。生体のカルシウム交換が崩壊すると、子供に病気への高罹患率、長期化、重症化、自律神経障害および骨系病変などが起こることがある。」



【関連ブログ記事】

【チェルノブイリの長い影 現場のデータが語るチェルノブイリ原発事故の健康影響】 新泉社
作成日時 : 2013/07/14 23:38

http://behind-the-days.at.webry.info/201307/article_15.html
















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