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zoom RSS 国は「帰還の障害」を取り除かずに楢葉町民を帰還させる 木戸ダム湖底の放射性物質を放置

<<   作成日時 : 2015/05/06 09:16   >>

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息子や孫が住めない場所への帰還は復興ではない。

楢葉町民を帰還させる役人とその家族が、楢葉町民と同様に木戸ダム湖の水を飲むことはないだろう。誰も信じるわけがない。それでも安全性をアピールする役人は、人間の本質を忘れている。あるいは、自分の罪深さを認めながらも、ひたすら帰還を押し付けているということ。



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河北新報   2015年05月14日木曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150514_63004.html

楢葉町民、あふれる不信 帰れぬ苦悩

(写真 住民懇談会では、国の担当者がずらりと並び、町民の質問に答えた=10日、いわき市)

 東京電力福島第1原発事故で全町避難している福島県楢葉町の避難指示解除に向け、国が4月25日〜5月10日に開いた住民懇談会が終了した。放射線や水道水への不安、生活環境の整備などを訴える町民の声には、国への不信感と、古里に帰れない苦悩がにじんだ。

<厳しい意見が続出>
 「第1原発は爆発しないと言うが、震災前も安全だと言っていた」「デブリ(溶融燃料)の取り出し方も決まらないのに帰れというのか」。原発の現状を説明する国の担当者に、町民からは厳しい意見が出た。
 水源のダム湖底に放射性物質が堆積する水道水の問題では「安全」と強調する国に対し「安心できない」との声が噴出。高木陽介経済産業副大臣が浄水場で水を飲み、安全性をPRしたことも「コップ一杯飲んだだけ。私たちは毎日飲むことになる」と突き放した。
 避難指示解除そのものに対する認識の差も浮かんだ。「解除は、帰りたい人が帰れるように規制を外すだけ。戻る、戻らないは個人の判断」との国の説明に「みんなが帰れるようにするのが、あなたたちの役目。解除はそれからだ。筋が違う」「無理やり帰して形だけ整えるのはやめてほしい」と迫った

<長期避難で家荒廃>
 「狭い仮設住宅に4年も住み、生まれ育った場所に帰りたい。安心を与えてください」
 懇談会では、苦しい胸の内やジレンマをぶつける町民も目立った。「先祖からの財産、自分の財産を守りたい。でも現実には、帰って生活できますか」
 福島県会津美里町に避難する男性は「私は帰りたいと思う。息子家族も帰りたいと言っているが、孫のことを考えると、帰るのは私が許さない」と明かした。
 楢葉町には津波で家屋を流されたり、長期避難で家が荒れたりした人も多い。津波被災地の男性は「避難指示が解除されても、帰る家がない人がいる。でも、避難先では『帰れるのにいつまでいるんだ』と思われかねない」。
 原発事故後、国が中間貯蔵施設や焼却灰固形化施設などを次々と計画した波倉地区の男性は「迷惑施設ではなく、希望が持てるものを一つでいいから与えてほしい」と訴えた
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飲料水 持参目立つ
楢葉・町民帰還へ準備宿泊
ダム湖底に放射性物質堆積
「安全と言われても不安」


河北新報   2015年05月05日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150505_63010.html

飲料水持参目立つ 楢葉・町民帰還へ準備宿泊

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軒下に買いだめされた飲料水

 東京電力福島第1原発事故で全町避難した福島県楢葉町の帰還に向けた準備宿泊で、市販の飲料水を持ち込む世帯が目立つ。湖底に放射性物質が堆積する木戸ダムが源の水道水に不安を感じるからだ。浄水場で原水や浄水から放射性物質が検出された実績はなく、国などは安全性をアピールするが、帰還の障害として「水」を挙げる町民も多い。
 町南部で準備宿泊している女性(71)方は、軒下に段ボール箱が積まれている。中はペットボトル入りの水だ。「安全と言われても安心はできない。お茶や料理など口に入るときはペットボトルの水」。3日で2箱(1箱2リットル6本)を使うため、いわき市で5〜10箱をまとめ買いする。
 北部の男性(69)も「飲み水は買う」。水道水を飲んでいる男性(71)は「昔のように気持ちよく飲んではいない」と言う。
 木戸ダムには1キログラム当たり51〜1万2200ベクレルの土砂が堆積する。国は(1)取水口が湖底から約60メートル上にある(2)大雨でも土砂は巻き上がっていない−と説明。厳しい濁度管理や浄水場での24時間放射性物質モニタリングなどの対策から「管理目標値を超える放射性物質を含む水道水は家庭に届かない」と強調する。
 町民には根本的対策としてダム湖底のしゅんせつを求める声も根強いが、国は「放射性物質が逆に拡散する恐れがある」として、将来的な課題と位置付ける。
 国が4月25日に始めた町民懇談会では「木戸ダム湖底に爆弾を抱えている」「避難指示が解除されたら私は町に戻るが、水の問題があるので息子や孫は帰さない」などの声が出ている。
 楢葉町などは近く、希望に応じて各家庭の水の放射性物質検査を始める。町は「現状では水道水の安全は確保されている。不安を取り除く施策や理解活動を進めるとともに、国には技術的な検討を進め、最終的に湖底をしゅんせつするよう求めていく」と話す。
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息子や孫が住めない場所への帰還は復興ではない。 →【国は「帰還の障害」を取り除かずに楢葉町民を帰還させる 木戸ダム湖底の放射性物質を放置】 Behind the Days http://bit.ly/1IeTRrN

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