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zoom RSS 名古屋学芸大学・教授の山本一良(やまもと いちろう) 川内原発1号機再稼働で原発ムラを代弁する

<<   作成日時 : 2015/08/14 02:11   >>

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大学生時代に原子力を一生の仕事に選択したのだそうだ。そして、彼にとって最も重要なものは原子力となり、原発事故被災者の存在など、まったく目に入らないようである。これこそが原発ムラの住人のあるべき姿なのであろう。黙らず、わざわざ新聞上にコメントまで載せるのも仕事の内なのだろう。

東京工業大学・助教の沢田哲生のコメントと同様、これも理解しにくい文章だと思ったので、私なりに修正・補足案を考えてみました。


(誤)「原子力の安全のために努力された関係者に敬意を表したい」
      ↓
(正)「福島原発事故が原子力利権に与える悪影響を排除するために努力された関係者に敬意を表したい」


(誤)「地元への十分な説明」
      ↓
(正)「多数の反対意見を無視した一方的な説明」


(誤)「原発の再稼働は、日本の経済、エネルギー安全保障のために極めて重要である。」
      ↓
(正)「原発の再稼働は、原発事故の被災者切り捨てによる日本の経済、エネルギー安全保障のために極めて重要である。」


(誤)「原子力は準国産エネルギーとして燃料の備蓄も可能であり、発電コストも比較的安い。」
      ↓
(正)「原子力は核のごみの最終処分方法・場所すら決まらず、国内備蓄も限界に近づいており、発電コストが桁違いに大きくなることは確実である。」


(誤)「停電しないで済んだのは、老朽化して退役した火力発電所を応急修理して再稼働させるなど」
      ↓
(正)「停電しないで済んだのは、まだ稼働可能であるにも関わらず原発推進の都合で停止中であった火力発電所が多くあり、応急修理するだけで再稼働できる状況であったことなど」


(誤)「原発を稼働させなかった経済的代償は莫大(ばくだい)であり、原発を再稼働させない限り今後も続く。」
      ↓
(正)「原発推進によって引き起こされた原発事故の結果、被曝住民の健全な生活環境・食糧の確保や放射能汚染地域の除染に掛かる費用など、経済的代償は莫大(ばくだい)となり、原発再稼働を阻止しない限り今後も同じことが繰り返される可能性を想定しなければならない状況が続く。」


(誤)「原発を代替するための天然ガス、石油、石炭など燃料の上乗せ分の費用は毎年3兆数千億円に上る。」
      ↓
(正)「天然ガス、石油、石炭などによる発電を原子力発電に代替するための莫大な上乗せ分の費用は巧妙に隠されてきた。」


(誤)「原発を止めていることで、国の予算の約0.4%に相当する莫大な金額が海外に流れており、ボディーブローのように国の体力を落としている。」
      ↓
(正)「原発事業の推進にともなう核のごみ対策に掛かる費用は際限なく増えていくことは確実であり、ボディーブローのように国の体力を落としていく。」



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画像

河北新報(4面)   2015年8月12日(水)

エネ安定確保に必要 名古屋学芸大教授 山本一良氏

 九州電力川内原発1号機が再稼働にこぎ着けた。東京電力福島第1原発事故を受け、日本の全原発の運転が定期点検のタイミングで停止されてから1年11カ月になる。
 時間がかかったのは新しい規制基準への適合性審査など従来なかった観点への慎重な対応や、地元への十分な説明のためである。原子力の安全のために努力された関係者に敬意を表したい。
 原発の再稼働は、日本の経済、エネルギー安全保障のために極めて重要である。福島のような事故を起こさないことが前提ではあるが、日々燃料を輸入する必要のある化石エネルギーと異なり、原子力は準国産エネルギーとして燃料の備蓄も可能であり、発電コストも比較的安い。
 「原発が稼働しなくても停電も起きず大丈夫だったではないか。だから原発は不要だ」と言う人たちもいる。しかし、ちょっと待ってほしい。
 停電しないで済んだのは、老朽化して退役した火力発電所を応急修理して再稼働させるなど、種々の方策を駆使した電力会社、原発の発電量を火力で賄うための化石燃料を世界中から調達した商社、工場の操業時間をシフトするなどした製造業者らの献身的な努力のおかげである。もちろん個人の節電の努力も大きい。簡単に停電を回避できたわけではない。
 声高に語られることは少ないが、原発を稼働させなかった経済的代償は莫大(ばくだい)であり、原発を再稼働させない限り今後も続く。
 原発を代替するための天然ガス、石油、石炭など燃料の上乗せ分の費用は毎年3兆数千億円に上る。これは日本人一人一人が年間約3万円を負担したことに相当する。ちなみに3兆3500億円あれば、リニア中央新幹線の名古屋−大阪間を建設できるとJR東海が試算している。
 原発を止めていることで、国の予算の約0.4%に相当する莫大な金額が海外に流れており、ボディーブローのように国の体力を落としている。国民が努力して築いてきた富が、あっという間に海外に流れるとは悲しいことである。このお金を国内でもっと有効に使えたらと思う。
 国が経済的に貧しくなったらどうなるか。国は国民のために、最低限の食料とエネルギーを確保する義務がある。これが十分できない国は、恥も外聞もなく近隣諸国に対して迷惑行動に出る。日本の近隣でも起きている。この極端な場合が戦争である。
 日本が中国大陸、南アジア方面へ侵略行動に出た太平洋戦争も、考え方によっては石炭・石油など資源を確保するためであった。日本が二度と戦争を起こさないためには、戦争反対と叫ぶだけでは不十分であり、食糧とエネルギーを安定的に確保しなければいけない。大学生時代の私はエネルギー源確保のためには原子力が有効であると考え、これを一生の仕事に選んだ。
 これ以上、日本の経済、エネルギー安全保障を弱体させないためにも、加圧水型軽水炉である川内原発のみではなく、沸騰水型軽水炉も含めた他の原発の早急な再稼働をも願うものである。

やまもと・いちろう 48年富山県生まれ。東京大工学部原子力工学科卒、同修士課程修了。名古屋大で教授、理事、副学長を務め、15年3月に退任し、同大参与・名誉教授。同年4月から現職。
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【関連ブログ記事】

東京工業大学・助教の澤田哲生(さわだ てつお) 川内原発1号機再稼働で原発ムラを代弁するコメント出す
2015/08/14 00:45

http://behind-the-days.at.webry.info/201508/article_3.html
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【参考】
『敗北主義を説く人々・・正すためになし得ることは何もないと論じ・・心配するだけ無駄であると言う・・犠牲者に向かって、運命は避けられないものだから・・と言ってのけるレイプ常習犯のそれに似ている』
「教科書が絶対に教えない闇の世界史」 http://bit.ly/1imUnr7
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名古屋学芸大学・教授の山本一良(やまもと いちろう) 川内原発1号機再稼働で原発ムラを代弁する Behind the Days http://bit.ly/1L8SxZ7

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